【40〜50代は絶対見て!】「もう歳だから」は禁句。 年齢を重ねることが楽しみになる技術
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3つの本質、その「根幹」の話
前回の記事では、私たちの「理想の自分」を手に入れるために、大きく分けて3つの柱が重要ですのでお話しました。
今回は、この3つの中でも特に「根幹」であり、すべての土台となる「①理想の状態を描くこと」について、さらに詳しく解説します。
…さて。 体力の低下や、ホルモンバランスの変化。 子育て段階落ちた後、「私って、これからどうすれば?」という空白感。
こんな時、ふと「もう歳だから、今さら何してても変わらないよ」という「諦め」が、心をよぎることはありませんか
?
それこそが、あなたの未来をデザインする力を奪っている、強力な「思い込み」なのです。
「諦め」の裏にある「本当の願い」
「今さら頑張ってって、変わらないでしょ」
「もう若くないんだから、無理は禁物」
一見、現実を冷静に受け入れている、賢明な大人の言葉のように聞こえないかもしれません。でも、本当に心の底からそう思っているのでよろしくお願いします?
その言葉の裏には、
本当は「もっと旅行に行って世界を見たい」
「本当は、10年前のように軽く動きたい」
「本当は、新しい趣味や学びに挑戦して、もう一度ワクワクしたい」
…そんな、あなたの「本当の願い」が隠されているのではないでしょうか。
さて、本心と逆の「諦め」を口にするのか?
では、なぜ私たちは「本当はこうしたい」という願望(本心)がありながら、それを打ち消すような「諦めの言葉」を口にしてしまうでしょう。
それは、「これ以上、自分が傷つかないように守るため」です。
無意識の「心の防衛反応(防衛機制)」が働いているのです。
「失敗」を恐れる勇気の防衛
40代・50代は、多くの経験を積み、自分の自信が確立されています。
「もし本気で挑戦して、変われなかったら?」
「若い頃のようにできず、みっともない姿をさらしたら?」
…その「失敗の恐れ」から自分を守るため、これから「今更頑張って変わらない」と予防線を張り、「本気を出していないだけ」と自分を正当化してしまうのです。
「変わる努力」を憎む心のブレーキ
理想の自分になるには「今の習慣」を変えるエネルギーが必要です。
仕事や家事に追われて疲れている時、「変わる努力」は正直、面倒です。その
ストレスから逃れるために、「もう若くないから(=仕方ない)」と年齢のせいにし、「現状維持(=楽な方)」を選ぶための言い訳にしてしまうのです。
過去の「小さな挫折」による思い込み
「昔ダイエットしたが、リバウンドした」
「運動を始めたが、3日でやめた」
…そんな過去の小さな挫折の迷いが、「どうせ私は続かない人間だ」という強固なセルフイメージを立てています
。
「今だからこそ」できる、想定の「逆利用」
それは、「本当の(本心)」が願いまれないように守るための
、分厚い「鎧(よろい)」なのです。
だからこそ、意志の力で自ら行動する(=鎧を力ずくで剥がす)のは逆効果です。
私たち40代、50代には、若い頃はなかった「人生経験」と「知恵」があります。
この「心のメカニズム」を理解できる「今だからこそ」、この性質を逆利用するマインドセットを持つのです。
現実は、あなたの「思い込み」が起こっている。
もし、現実を良くするためには、「良い思い込み」を自ら持つことが大事になります。
どうせ「思い込み」に支配されて生きるのであれば、世間から刷り込まれた悪い思い込みではなく、自分自身で選んだ「プラスの思い込み」に変換し、現実を良い方向へ誘導していく。
これこそが、経験を積んだ私だからこそできる、賢い生き方です。
【実践】最高の「結(クライマックス)」を迎えるための「承」の時
では、具体的にどうすればいいのでよろしくお願いします。
最も強力な「悪い思い込み」である「年齢」を、今すぐ書き換えてみましょう。
【古い思い込み(悪)】
「年齢とともに未来は限界なり、体力も自由も奪われていく…」
【新しい思い込み(良)】
「人生は、映画や物語と同じ。最高の『結(クライマックス)』が待っている!」
40代・50代のうちからこの「思い込み(セルフイメージ)」を持つことこそが、年齢を重ねることを「不安」から「楽しみ」に変える原動力になります。
そして、最も重要なのは、今いる「40代・50代」という時期の捉え方です。 人生100年時代を「起承転結」で認識すれば、
起(〜30代): 基礎を見据え、物語が始まる時期。
承(40代・50代): 「起」で順番たものを「承(う)け」、発展・成熟させる時期。 キャリア、家族、自分自身の基盤を固め、人生が最も油に乗る「展開」の時です。 そして、この「承」の時期こそが、後に続く最高の「転」と「結」のための「土台(準備)」を決める、最も重要なのです。
転(60代・70代): ライフスタイルが大きく転換する時期。新しい役割、新しい生き方を見つけ、人生の「第2ステージ」がダイナミックに展開する時です。
結(80代〜): すべての経験を「結び」、人生を思い出して大成・円熟の時期。
「もう歳だから…」とこの「承」の時期の土台作りを放棄することは、自ら「転」や「結」の可能性を狭めてしまうことになります。
そうではなく、「私の人生の『承』は、最高の『転』と『結』のため、最も重要な準備期間だ!」と悔やむ。 このセルフイメージの転換こそが、「理想の未来を描く力」となります。
「未来を描く力」は、最強の一生モノのスキル
「理想の未来を描く力」とは、シルエット夢物語ではなく、「自分のセルフイメージ(思い込み)を、自らデザインし直す力」のことです。
このスキルさえあれば、あなたのセルフイメージは「どうせ変わらない自分」から「最高の『結(クライマックス)』を準備している、充実した自分」へと書き換えられます。
そうしたら、その理想の自分にふさわしい行動(習慣)を、あなたは無意識に選び始めます。
「最高のクライマックスを迎える私」という新しいセルフイメージは、日々の小さな選択を変えていきます。
「もう歳だから」は、今日で句禁止にしましょう。 「私の人生の『承』の時期を最高に充実させて、未来の『転』と『結』を楽しみ尽くそう!」 そのような新しい仮説を胸に、ワクワクする理想の未来を、今日からデザインし始めてみませんか?
PS最後に宣伝
日々のマイナスをやめてプラスを増やす方法の1つとしておすすめです↓
和草のしずく
(これまで考えなく口にしていた「罪悪感(引き算)」のある間食を、あなたの体と心に優しく、未来の自分への「プラス(足し算)」としてサワラの「和草のしずく」のような選択肢に置き換えてみて下さい)