ワクワクだけが正解じゃない?
大人の挑戦につきまとう「不安」をプラスの力に変換する方法
以前の記事で、心を動かす原動力には「悪いアクセル(不安や焦り)」と「良いアクセル(ワクワクや喜び)」があるとお伝えしました。
これを聞くと、「じゃあ、自分が好きなこと、心地よいことだけをやっていればいいのね!」と思われるかもしれません。でも、人生はそれだけではありませんよね。
本当は「やってみたい」と思っているのに、いざ新しいことを始めようとすると緊張して足がすくんだり、不安になったりすることは誰にでもあります。
では、この「新しい挑戦につきものの不安」は、すべて悪いアクセルなのでしょうか?
逃げたいまま踏むアクセルは、心をすり減らす
結論から言うと、新しい扉を開ける時に感じる不安や緊張そのものは、決して悪いものではありません。問題なのは、「その緊張や不安を、どう解釈して原動力にするか」という心の持ちようです。
同じ出来事を前にしても、人によって反応は大きく2つに分かれます。
① マイナスのまま無理やり進む人
「失敗したら恥ずかしい」「本当は逃げたいけれど」と不安を抱えたまま進む状態。ブレーキを踏みながらアクセルを全開にするようなもので、心も体もエンストしてしまいます。
② プラスに変換して進む人
「うまくできるかわからないけれど、やってみよう」と不安の裏側にある成長に目を向ける状態。ドキドキを「恐怖」ではなく「武者震い」と名付ける変換プロセスです。
不安や緊張を「プラスの力」に変換する3つの方法
では、マイナスの感情を「成長のエネルギー」に変える具体的な3つの変換術をご紹介します。
体の反応を「準備万端のサイン」と翻訳し直す
心臓のドキドキは、脳が「大切な本番だからエネルギーを巡らせよう!」と頑張っている証拠。「準備万端だ!」と言葉に出して翻訳し直してみてください。
不安の正体を「書き出して」幽霊から抜け出す
「なんだか不安」というモヤモヤは、紙に書き出すことで正体が見えます。正体が見えれば、過剰な恐怖はスッと消えていきます。
「乗り越えた後の自分」にピントを合わせる
視線を少し遠くに飛ばし、「やり遂げた後の新しい景色」にピントを合わせてみてください。目的が明確になれば、緊張は単なる「通過点」に変わります。
ドキドキは、心がみずみずしく生きている証拠
安全地帯から一歩踏み出す時、心が揺れ動くのは当たり前のこと。「不安」はあなたが人生に本気で向き合おうとしている証拠です。
その感情を無理に消すのではなく、「大きく変わろうとしているサインだな」と優しく受け止め、プラスの力に変換してあげてください。
その小さな積み重ねが、いつまでも若々しく巡りの良い人生へと導いてくれるはずです。